セイオウのめぐる世界

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【流るる星】
　あれから数日後、少女に当局からの手紙が届く。そこには先日の男に関する任意出頭願いと共に、一時的に労働を免除するための書類が同封されていた。仕事を続ける限りこの土地から離れられない彼女は母と男、二人の願いを叶えられる機会だと感じ、都会におもむく決意を固める。

【セイオウのめぐる世界】
　天文台から遠く離れた都会に向かう少女。時を同じくして、トイレ掃除人をクビになった男・シザーもある人を探しに同じ街へとやってきていた。少女は出頭先へ行く道すがら、ある衝撃的なニュースを目にするが……

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3話と4話の間にあたる短篇＋連作まんが『セイオウにまつわる話』の4話めを収録した本です。前作「セイオウの小指はあかい」の続編になります。

それぞれの話がおもいっきり3話から直接のつづきになりますので、一話完結ではありません。あらすじもないため、いきなりこの本から入るとさっぱり話についていけないと思われます。なるべく3話までを御覧になった上でお読みいただくことをおすすめします。